2025年度のメンタルヘルス・マネジメント検定の試験日程

メンタルヘルス・マネジメント検定試験日程 メンタルヘルス・マネジメント

メンタルヘルス・マネジメント検定試験日程

2025年度のメンタルヘルス・マネジメント検定の試験日程が公表されました。

  • 第39回の公開試験が2025年11月2日(日)Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種
  • 第40回の公開試験が2026年3月15日(日)Ⅱ種・Ⅲ種
メンタルヘルス・マネジメント検定公式HPより

2025年度の検定試験は、現在発売されている公式テキスト第5版の内容で出題されます。

2025年に公式テキスト第6版の発売は見送り?

2025年度の検定試験では、現在発売されている公式テキスト第5版の内容で出題されるとの公式発表がありましたので、本年度は、公式テキスト第6版の発売はないということになります。

今回実施された第38回の公開試験では、「労働安全衛生調査」の2018年調査結果に関する問題が出題されましたが、仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は、2018年の労働安全衛生調査によれば58.0%が、2023年の労働安全衛生調査によれば、82.7%となっており、大きく異なっています。今、2025年です。2018年の調査結果を検定試験で問うことに意味があるのでしょうか?

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験の公式ホームページには、メンタルヘルス・マネジメント検定試験の目的として、「メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。」と記されています。

メンタルヘルスに関する現状を知るためには、最新のデータを知ることが必要なのではないでしょうか?

公式ホームページには、「公式テキストに記載されている統計調査の最新の結果について出題することがあります。」と書かれており、今回の第38回検定試験では、2024年6月に厚生労働省より公表された令和5年度の「過労死等の労災補償状況」に関する問題が出題されました。

しかし、「労働安全衛生調査」は2018年の調査結果が出題されています。なぜ、過労死等の労災補償状況については、令和5年度の内容が出題され、労働安全衛生調査については、2018年の調査結果が出題されたのかの理由が見当たりません。出題の整合性がとれていないのです。

職場におけるメンタルヘルス対策を考えるうえでは、最新のデータやルールを理解することがとても大切です。そのためには、公式テキストは頻繁にアップデートする必要があります。それにもかかわらず、今の公式テキスト第5版は2021年7月に発売され、それ以降アップデートされていないのは、大阪商工会議所の怠慢にほかならないと思います。

公式テキストの改訂に関して

メンタルヘルス・マネジメント検定試験と同じ大阪商工会議所主催の検定試験にビジネス会計検定試験があります。その3級の公式テキストは、第4版が2019年3月に発売され、最新の第5版は2023年3月に発売されています。4年の期間が空いています。

大阪商工会議所のビジネス会計検定試験の例を考えれば、4年経過した2025年にメンタルヘルスマネジメント検定試験の公式テキストも改訂しなければならないと思うのですが、今年開催される大阪万博の影響も少なからずあるのかもしれません。

比較する上で、東京商工会議所が主催しているビジネスマネジャー検定試験を確認してみると、その公式テキストの第4版が2023年2月に発売され、その後、2025年2月には最新版として第5版が発売されました。その期間は2年です。このスピード感を考えると、いかに大阪商工会議所のスピード感が遅いのかがわかります。

最後に

2025年度のメンタルヘルス・マネジメント検定試験では、公式テキスト第5版で出題されるとの発表がありましたので、受験される方は、それに従って勉強していくしかありません。