メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種

2024年度版 メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種(全23回)

第1講 精神障害の労災認定
労働災害(労災)とは、業務に起因して、労働者が負傷し、疾病にかかり、又は死亡することです。労働者が発病した精神疾患が、労災認定されると、労災保険が適用され、療養補償給付や休業補償給付などが支給されます。
第2講 企業の社会的責任・ハラスメント関連問題
従業員も利害関係者であるため、企業は、社会的責任(CSR)の観点から従業員の健康管理について責任ある行動をとる必要があります。また、職場におけるハラスメントによって、メンタルヘルス不調に陥る人が増えています。
第3講 公法的規制と私法的規制・安全配慮義務
企業と労働者との間の労働契約は、当事者間の合意によって決定されます。しかし、通常、企業側は労働者側よりも強い立場にあるため、労働者にとって劣悪な労働条件で労働契約が締結される可能性があります。そのため、労働者保護を目的に労働基準法や労働安全衛生法が立法化されました。
第4講 メンタルヘルスケアの具体的な進め方
事業者は、メンタルヘルスケアを推進するためにも、「心の健康づくり計画」を策定することが必要です。
第5講 ストレスチェック制度
50人以上の労働者を使用する事業場では、ストレスチェック制度を実施することが義務づけられています。
第6講 長時間労働に対する面接指導等
長時間労働に対して義務づけられている面接指導の要件を理解しましょう。面接指導は、メンタルヘルス不調を早期に発見し、適切な措置を行う「二次予防」に該当します。
第7講 健康で活力のある組織の実現
健康で活力のある組織を実現するために必要な仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章、健康経営の内容について確認しておきましょう。
第8講 メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割①
今回は、公式テキスト第2章の範囲の前半部分として、メンタルヘルスケアの活動領域を中心に学習します。
第9講 メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割②
今回は、公式テキスト第2章の範囲の後半部分として、メンタルヘルスケア推進上の留意点と事業場内産業保健スタッフ等について学習します。
第10講 公式テキスト第3章「ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識」①
今回は、公式テキスト第3章の範囲の中の「ストレスの基礎知識」の内容について学習します。ストレスによってどのような過程で健康障害が引き起こされるのかを確認しましょう。
第11講 公式テキスト第3章「ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識」②
今回は、公式テキスト第3章の範囲の中の「メンタルヘルスの基礎知識」②メンタルヘルス不調(各論)の内容について学習します。労働者にみられる代表的な疾患を確認しましょう。
第12講 公式テキスト第3章「ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識」③
今回は、公式テキスト第3章の範囲の中の「2.メンタルヘルスの基礎知識」の「①ストレスと身体の健康」と「3.心の健康問題の正しい態度」の内容について確認します。
第13講 公式テキスト第4章「人事労務管理スタッフに
求められる能力」①
今回は、公式テキスト第4章の範囲の中の「1.労働者個人に対する相談対応能力」の内容について学習します。人事労務管理スタッフにおける相談対応を行う意義、話の聴き方及び相談を受けるうえでの留意点について学習します。
第14講 公式テキスト第4章「人事労務管理スタッフに
求められる能力」②
今回は、公式テキスト第4章の範囲の中の「2.職場環境等に関する問題解決能力」の内容について学習します。ストレス要因の原因の究明方法である個人の問題へのアプローチと組織の問題へのアプローチの2つの方法、そして労働安全衛生マネジメントシステムについて確認しましょう。
第15講 公式テキスト第5章「メンタルヘルスケアに関する方針と計画」
今回は、公式テキスト第5章の範囲を学習します。メンタルヘルスケアを推進するためには、組織のトップが積極的に推進することを表明し、そのことが職場に周知される必要があります。「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では、表明された方針に基づく計画を「心の健康づくり計画」として位置づけています。
第16講 公式テキスト第6章「産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進」①
公式テキスト第6章は2回に分けて学習します。今回は、「産業保健スタッフ等の役割」と「ストレスの把握と指導」の範囲を中心に学習します。産業医、保健師及び衛生管理者等の役割を確認しましょう。また、面談や質問紙調査によるストレスの把握と結果のフィードバックについての注意点についても理解しておきましょう。
第17講 公式テキスト第6章「産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進」②
今回は、公式テキスト第6章の範囲の中の「職場不適応のアセスメント」と「心理相談・対応」の範囲を中心に学習します。職場不適応のアセスメントには、定期健康診断における問診票や本人との面接などがあります。また、心理相談(面談)を行う上での対応方法と留意点についても確認しておきましょう。
第18講 公式テキスト第7章「相談体制の確立」①
公式テキスト第7章は2回に分けて学習します。今回は、「専門家との連携」と「事業場外資源活用のポイント」の範囲を中心に学習します。相談できる様々な事業場外資源の内容を確認しましょう。また、事業場外資源との連携の必要性と連携方法についても確認してください。
第19講 公式テキスト第7章「相談体制の確立」②
今回は、「職場復帰支援プログラム」と「緊急事態への対応」の範囲を中心に学習します。職場復帰支援プログラムについては、厚生労働省より発表されている「職場復帰支援の手引き」を中心に学習します。また、緊急事態への対応では、緊急事態に対して人事労務管理スタッフとしてどのように対応すべきかについて学習します。
第20講 公式テキスト第8章「教育研修」①
公式テキスト第8章は2回に分けて学習します。今回は、「労働者への教育研修」と「管理監督者への教育研修」の範囲を中心に学習します。労働者への教育研修は、セルフケアに関する内容が中心となります。管理監督者への教育研修では、ラインによるケアに関する内容となり、その中でも「職場環境等の改善」と「部下からの相談対応」の内容については最低限行うべき事柄とされています。
第21講 公式テキスト第8章「教育研修」②
今回は、「労働者のキャリア発達支援」の範囲を中心に学習します。キャリア発達とストレス反応の関連性について確認しましょう。また、キャリア発達プログラム(CDP)の内容、そして、人材育成の方法の1つであるメンタリングについても学習します。メンタリングについては、「キャリア的機能」と「心理・社会的機能」の2つの機能の内容も理解しておきましょう。
第22講 公式テキスト第9章「職場環境等の改善」①
公式テキスト第9章は2回に分けて学習します。今回は、「職務レベルの改善」と「職場集団レベルの改善」の②集団レベルでの職場環境改善手法までの範囲を中心に学習します。QWL(労働生活の質)を高める方法である職務拡大、職務充実、職務再設計の内容を確認しましょう。また、労働者参加型の職場環境改善の有効な理由についても学習します。
第23講 公式テキスト第9章「職場環境等の改善」②
今回は、「職場集団レベルの改善」の③職場集団レベルでの職場環境等の改善の進め方から「企業組織レベルの改善」の範囲を中心に学習します。職場改善のステップの概要及び働き方改革の具体的な取り組み内容を確認しましょう。また、組織開発におけるAI、フューチャーサーチなどの対話型組織開発の内容も学習します。

2024年度版 検定試験完全攻略問題

第1講 公式テキスト第1章①
今回は、公式テキスト第1章の範囲(労働者のストレスの現状、労働者にみられる心の健康問題、精神障害の労災認定(一部))を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第2講 公式テキスト第1章②
今回は、公式テキスト第1章の範囲(精神障害の労災認定(一部)、社会的責任の一環としてのメンタルヘルスケア、メンタルヘルスに関する法規制(一部))を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第3講 公式テキスト第1章③
今回は、公式テキスト第1章の範囲(メンタルヘルスに関する法規制(一部)、法令遵守とリスクマネジメント、労働安全衛生法と安全配慮義務、労災認定と民事訴訟 、長時間労働者に対する面接指導 )を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第4講 公式テキスト第1章④
今回は、公式テキスト第1章の範囲(メンタルヘルスに関する法規制(一部)、治療と仕事の両立支援、ストレスチェック制度、自殺対策基本法とアルコール健康障害対策基本法 )を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第5講 公式テキスト第1章⑤
今回は、公式テキスト第1章の範囲(仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)、生産性の向上、ポジティブ・ヘルス、ワーク・エンゲイジメント )を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第6講 公式テキスト第2章①
今回は、公式テキスト第2章の範囲(活動目的、活動対象、活動領域と主な活動内容、心の健康問題の特性、労働者のプライバシーへの配慮、職場以外の問題との関連性 )を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第7講 公式テキスト第2章②
今回は、公式テキスト第2章の範囲(労働者のプライバシーへの配慮、人事労務管理スタッフの役割、事業場内産業保健スタッフ・事業場外資源との連携 )を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第8講 公式テキスト第3章①
今回は、公式テキスト第3章の範囲(ストレスの定義とメカニズム、産業社会とストレス要因、ストレスの評価、ストレスコーピング、ソーシャルサポート )を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第9講 公式テキスト第3章②
今回は、公式テキスト第3章の範囲(ストレスと身体の健康、メンタルヘルス不調、心の健康問題の正しい態度 )を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第10講 公式テキスト第4章①
今回は、公式テキスト第4章の範囲(相談対応の基盤、話の聴き方、早期発見のポイント、専門家への紹介、危機対応、勤務に耐えられないケース)を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第11講 公式テキスト第4章②
今回は、公式テキスト第4章の範囲(現状の分析・評価と問題点の把握、原因の究明方法、効果的な継続性のある解決策の計画、実施、評価、改善)を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第12講 公式テキスト第5章
今回は、公式テキスト第5章の範囲(事業者による方針の立案と表明、心の健康づくり計画の作成と実施)を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第13講 公式テキスト第6章①
今回は、公式テキスト第6章の範囲(産業医の役割、保健師等の役割、衛生管理者の役割、面談によるストレスの把握)を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第14講 公式テキスト第6章②
今回は、公式テキスト第6章の範囲(質問紙調査によるストレスの把握、結果のフィードバックと指導のポイント、職場不適応のアセスメント、心理相談・対応)を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第15講 公式テキスト第7章①
今回は、公式テキスト第7章の範囲(相談できる公共機関、専門医療機関、専門相談機関、その他の事業場外資源)を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第16講 公式テキスト第7章②
今回は、公式テキスト第7章の範囲(事業場外資源活用のポイント、職場復帰支援プログラム、緊急事態への対応)を中心に15問の正誤問題を出題しています。
第17講 公式テキスト第8章
今回は、公式テキスト第8章の範囲(労働者への教育研修、管理監督者への教育研修、労働者のキャリア発達)を中心に20問の正誤問題を出題しています。
第18講 公式テキスト第9章
今回は、公式テキスト第9章の範囲(職務レベルの改善、職場集団レベルの改善、企業組織レベルの改善)を中心に20問の正誤問題を出題しています。